三面図を作るAIプロンプト完全ガイド|コピペで使える指示文と崩れの直し方
AIで三面図を作るためのプロンプトを目的別に解説。「横一列・同じ身長・棒立ち・白背景」の基本形から、身長のズレや別人化など崩れたときの追加指示までコピペで使える形でまとめました。
三面図をAIで作るとき、成否の8割はプロンプトで決まります。「三面図を作って」だけだと、身長のズレた3人が並んだイラストが出てくる——これはプロンプトに必要な指定が足りていないだけで、AIの性能不足ではありません。
押さえるべきポイントは3つです。
- 「同じ身長・棒立ち・背景白」は必須指定:この3つを省くと、ほぼ確実にポーズ付きの並びイラストになります
- 崩れは「作り直し」ではなく追加指示で直す:ゼロから生成し直すより、出た画像に修正を重ねるほうが早く正解に着きます
- 設定資料用途なら「フラットな塗り」を明示:陰影が強いと立体の把握がしづらく、発注資料として使いにくくなります
この記事では、コピペで使える三面図プロンプトを目的別に並べ、崩れたときの直し方まで解説します。三面図そのものの描き方や用途はキャラクター三面図の作り方をご覧ください。
※2026年9月時点の情報です。
三面図プロンプトの基本構成
三面図の指示は、次の4要素に分解すると失敗しません。
| 要素 | 指定すること | 省くとどうなるか |
|---|---|---|
| ①並び | 正面・側面・背面を横一列に | 1体しか出ない/順番がバラバラになる |
| ②身長 | 3体とも同じ身長・同じ頭身 | 側面だけ背が高いなど高さが揃わない |
| ③ポーズ | 直立の棒立ち、腕は体側 | 決めポーズの3人並びイラストになる |
| ④背景 | 白背景、全身がフレームに収まる | 背景が描き込まれ、足先が切れる |
この4つを1文に詰め込むのが基本形です。逆に言えば、出力がおかしいときは4要素のどれかが抜けています。
コピペで使える三面図プロンプト
基本形(まずこれを使う)
キャラクターの正面イラストを添付したうえで、次を入力します。
このキャラクターの三面図を作成してください。正面・側面・背面の順に横一列で並べ、3体とも同じ身長・同じ頭身にしてください。ポーズは直立の棒立ち、腕は体側に自然に下ろしてください。背景は白、全身がフレームに収まるようにしてください。
目的別のプロンプト
| 目的 | 基本形に追加する一文 |
|---|---|
| デザインを厳密に維持したい | 髪型・服の柄・小物・配色は元の画像を厳密に維持し、デザインの追加や省略はしないでください。 |
| 設定資料として使いたい | キャラクターデザインの設定資料として使うため、フラットな塗りにし、影は最小限にしてください。 |
| 3D・Live2D発注用 | 各アングルで輪郭がはっきり分かるようにし、髪や装飾が体に重なって隠れないようにしてください。 |
| モンスター・獣人キャラ | 人型ではないため、尻尾・翼・耳の形状が各アングルで正確に対応するようにしてください。 |
| 五面図にしたい | 正面・斜め前・側面・斜め後ろ・背面の5方向を横一列に並べてください。 |
| 顔だけの三面図 | 全身ではなく、顔のみの三面図(正面・側面・背面)にしてください。 |
崩れたときの追加指示
一発で完璧を狙わず、2〜3往復で仕上げる前提で進めるのがコツです。症状別に、そのまま送れる追加指示をまとめました。
| 症状 | 追加指示 |
|---|---|
| 身長がバラバラ | 3体の頭頂と足元の高さを完全に揃えてください。頭身も同じにしてください。 |
| 側面が別人に見える | 側面は正面と同じ髪型・同じ顔のパーツ配置にしてください。輪郭の丸みも揃えてください。 |
| 背面の髪がおかしい | 後ろ髪は(結び方・長さ)です。この設定で背面を描き直してください。 |
| 服の柄が変わった | 服の柄と配色を元画像と完全に一致させてください。他の部分は変更しないでください。 |
| ポーズが付いている | 全て直立の棒立ちに統一してください。腕は体側に下ろし、脚は肩幅で揃えてください。 |
| 背景が描かれた | 背景を完全な白にしてください。影やグラデーションも入れないでください。 |
| 小物が消えた | (小物名)を元画像どおりに戻してください。位置とサイズも同じにしてください。 |
共通のコツは、修正指示の後ろに「それ以外は変更しないでください」を付けることです。これがないと、頼んでいない箇所まで一緒に変わってしまいます。この考え方は三面図に限らず有効で、AIでイラストを修正・添削する方法で詳しく解説しています。
プロンプトで解決しないときの2つの手
- 参照画像を足す:後ろ姿の設定が固まっていない場合、AIは推測で描きます。ラフでもいいので背面の絵を用意して一緒に渡すと精度が跳ね上がります
- 1アングルずつ作る:3体同時が崩れるなら「側面だけ」「背面だけ」と個別に生成し、あとで並べる方法もあります。手間は増えますが各アングルの精度は上がります
生成のたびに絵柄が変わってしまう場合は、プロンプトより先に画風の固定を見直してください(画風・絵柄を指定する方法)。キャラの同一性が保てない場合は同じキャラを描く方法もあわせてどうぞ。
作った三面図の使い道
- 以降の生成の参照画像にする:三面図を渡せば、どの角度の絵でも同じキャラとして出力しやすくなります
- 表情差分・衣装差分の土台に(表情差分の作り方)
- 立ち絵に展開する(立ち絵の作り方)
- フィギュア化・立体化の資料に(AIフィギュア化のプロンプト完全ガイド)
三面図生成をcopainterで
イラスト制作サポートツールのcopainterのAIアシスタント機能なら、正面イラストを渡すだけで側面・背面を推定した三面図が生成できます。人型だけでなくモンスター系にも対応しています。
- プロンプトを細かく書かなくても三面図の形式で出力される
- アップロードした画像や生成結果がAI学習に使用されないため、未公開のキャラクターデザインでも安心
- 生成後はキャンバス機能でそのまま手直しでき、レイヤー分けやPSD書き出しにも繋げられます
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まとめ
三面図プロンプトの肝は、「横一列・同じ身長・棒立ち・白背景」の4点を必ず明示すること。そして一発で決めようとせず、崩れた箇所だけを「それ以外は変えないで」と添えて直していくことです。
出来上がった三面図は、その後の差分づくりや立ち絵、フィギュア化まで効いてくる資産になります。まずは基本形のプロンプトをコピーして試してみてください。