ポーズ指定のAIプロンプト集|座る・腕組み・足組み・寝そべりなど動作別の指示文と崩れ対策
AIにポーズを指定するプロンプトを動作別にまとめました。棒立ち・腰に手・足を組む・体育座り・腕組み・頬杖・仰向け・走る・ハグなど30種類の指示文と、指や関節が崩れたときの追加指示、見本画像を使う方法まで解説します。
AIにポーズを指定して思いどおりにならない原因は、ほとんどが「ポーズ名」で指示していることです。「腕組みのポーズ」「かわいいポーズ」は、AIにとって解釈の幅が広すぎます。体のどこがどうなっているかを部位ごとに書くだけで、通り方が変わります。
先に要点です。
- ポーズは「部位ごとの動作」で書く:「右腕は〜、左腕は〜、脚は〜、顔は〜」の順に分けます
- 「変えないもの」を必ず書く:書かないと、顔や服まで一緒に変わります
- 決まったポーズを正確に出したいなら、言葉より見本画像:プロンプトは「探る」段階、見本は「決める」段階で使い分けます
この記事では、コピペで使えるポーズ別のプロンプトと、崩れやすいポイントをまとめます。ポーズ変換の基本的な考え方はAIでイラストのポーズを変える方法をご覧ください。
※2026年10月時点の情報です。プロンプトは日本語で指示できる画像編集AI(nano bananaなど)やcopainterのAIアシスタントを想定しています。
ポーズプロンプトの基本形
次の型に当てはめると、どのポーズでも安定します。
この画像のキャラクターを、次のポーズに変更してください。【体の向き】【脚】【右腕・左腕】【手】【顔の向き・視線】。顔立ち・髪型・服装・配色・画風・体型は一切変更しないでください。
| 要素 | 書き方の例 | 省くと起きること |
|---|---|---|
| 体の向き | 正面を向いて/体を左に向けて | 向きがランダムになる |
| 脚 | 肩幅に開いて立つ/右脚を左脚の上に組む | 重心が崩れる |
| 腕 | 右腕は腰に、左腕は体側に下ろす | 腕が消える・増える |
| 手 | 右手は軽く握る/左手はピースサイン | 指が崩れる |
| 顔・視線 | 顔は正面、視線はカメラ | ポーズに引っ張られて顔が横を向く |
| 変えないもの | 顔立ち・髪型・服装・配色・画風・体型 | 別人になる |
立ちポーズ
| ポーズ | プロンプト(基本形の【】部分) | 崩れやすい点と追加指示 |
|---|---|---|
| 棒立ち(素立ち) | 正面を向き、脚を肩幅に開いて直立。両腕は体側に自然に下ろし、手は軽く開く。顔は正面 | 腕が体に重なって消える→「腕と体の間に隙間を空けて」 |
| Aポーズ | 直立し、両腕を体から少し離して斜め下に下ろす。脚は肩幅 | 腕の角度が左右で違う→「左右対称に」 |
| Tポーズ | 直立し、両腕を肩の高さで真横に水平に伸ばす。手のひらは下向き | 腕の長さが左右で変わる→「両腕を同じ長さに」 |
| 腰に手 | 右手を腰に当て肘を外に張る。左腕は体側に下ろす。重心を右脚に乗せる | 肘の向きが逆になる→「肘は外側に」 |
| コントラポスト | 重心を右脚に乗せ、左脚は軽く曲げる。腰を右に、肩を左にわずかに傾ける | 棒立ちになる→「腰と肩を逆方向に傾けて」 |
| 振り返り | 体は後ろ向き、顔だけ肩越しにカメラへ向ける。右肩が手前 | 首が回りすぎる→「顔は横顔程度まで」 |
座るポーズ
| ポーズ | プロンプト | 崩れやすい点と追加指示 |
|---|---|---|
| 椅子に座る | 椅子に浅く腰かけ、背筋を伸ばす。両足は床につけ、膝は揃える。両手は膝の上 | 椅子と体が離れる→「お尻が座面に接するように」 |
| 足を組む | 椅子に座り、右脚を左脚の上に組む。右足のつま先は左斜め下。両手は組んだ膝の上 | 脚が3本になる・組み目が不自然→「右脚の太ももが左脚の太ももの上に乗るように」 |
| 体育座り | 床に座り、両膝を立てて胸に引き寄せ、両腕で膝を抱える。顎は膝の上 | 腕が膝を通り抜ける→「腕は膝の前側を回す」 |
| 正座 | 床に正座し、膝を揃えて背筋を伸ばす。両手は太ももの上に置く | 脚の折りたたみが崩れる→「足の甲を床につけ、お尻をかかとに乗せて」 |
| あぐら | 床にあぐらをかいて座り、両手は膝の上。背中はやや丸める | 足首の重なりが崩れる→「右足首を左足の上に」 |
| 横座り | 床に座り、両脚を右側に流す。左手を床について体を支える | 手をつく位置が離れすぎる→「左手は腰のすぐ横に」 |
腕・手のポーズ
| ポーズ | プロンプト | 崩れやすい点と追加指示 |
|---|---|---|
| 腕組み | 胸の前で両腕を組む。右腕が上、左手は右肘の下に隠れる。右手は左の二の腕をつかむ | 手が増える→「見える手は右手だけ」 |
| 頬杖 | 机に右肘をつき、右の手のひらに頬を乗せる。左腕は机の上。顔はやや傾ける | 肘と手がずれる→「肘は机に接し、手は顎の下」 |
| ピース | 右手を顔の横に上げ、人差し指と中指を立てたピースサイン。手のひらはカメラ側 | 指が3本立つ→「人差し指と中指のみ、他は握る」 |
| 手を振る | 右腕を肩より上に上げ、手のひらをカメラに向けて開く。左腕は体側 | 手首が逆に曲がる→「手のひらは正面」 |
| 後ろで手を組む | 両腕を背中に回し、腰の後ろで手を組む。胸を張る | 腕が前に出る→「腕は体の後ろ側で見えない」 |
| 両手で頬を包む | 両手のひらを頬に当て、肘は体の前。顔はやや上向き | 指が顔にめり込む→「指は頬の表面に軽く触れる」 |
寝るポーズ
| ポーズ | プロンプト | 崩れやすい点と追加指示 |
|---|---|---|
| 仰向け | 床に仰向けで寝て、顔は真上を向く。両腕は体の横に伸ばし、脚はまっすぐ。カメラは真上から | 体が浮いて見える→「背中全体が床に接して」 |
| うつ伏せで頬杖 | 床にうつ伏せになり、両肘をついて上体を起こす。両手で頬杖。脚は膝から曲げて足先を上げる | 腰の反りが不自然→「腰は床につけたまま」 |
| 横向きに寝そべる | 右側を下にして横向きに寝る。右腕を枕にして頭を乗せ、左手は体の前に置く。脚は軽く曲げる | 下になった腕が消える→「右腕は頭の下から肘が見える」 |
| 膝を抱えて横になる | 横向きに寝て、両膝を胸に引き寄せ、両腕で抱える | 体が小さく縮む→「頭身は変えない」 |
動きのあるポーズ
| ポーズ | プロンプト | 崩れやすい点と追加指示 |
|---|---|---|
| 走る | 右脚を前に大きく踏み出し、左脚は後ろに蹴り上げる。腕は脚と逆に振る(左腕が前)。上体はやや前傾 | 手足が同じ側で出る→「右脚が前のとき左腕が前」 |
| ジャンプ | 空中で両膝を曲げ、両腕を上に広げる。髪と服は上に舞う。足は床から離れている | 接地が残る→「足元に影を描かない」 |
| 歩く | 左脚を一歩前に出し、右腕を前に振る。顔は進行方向 | 走りと混ざる→「歩幅は小さく、上体は垂直」 |
| 剣を構える | 両手で剣の柄を握り、右斜め前に構える。右脚を前に出して腰を落とす | 手の位置がバラバラ→「両手は柄の上で接して」 |
2人のポーズ
| ポーズ | プロンプト | 崩れやすい点と追加指示 |
|---|---|---|
| ハグ | 2人が正面から抱き合う。Aは両腕をBの背中に回し、BはAの肩に顔を乗せる。Aが手前、Bが奥 | 腕が増える・体が溶ける→「AとBの腕の位置をそれぞれ明示」 |
| 手をつなぐ | 2人が横に並び、内側の手をつなぐ。Aの右手とBの左手。腕は自然に下ろす | どちらの手か分からなくなる→「つないだ手は2人の間の1か所だけ」 |
| 肩を組む | Aが右腕をBの肩に回す。Bは体をAに寄せる | 腕の長さが伸びる→「Aの右手はBの右肩に乗る」 |
2人以上の構図は崩れやすいので、1人ずつ生成して合成するか、見本画像を使うほうが確実です。構図の考え方はイラストの構図の作り方をご覧ください。
向き・アングルは別で指定する
ポーズとカメラの角度を同時に変えると、両方崩れやすくなります。先にポーズを決め、角度は別の生成で変えるのが安全です。
| 指定 | プロンプト |
|---|---|
| 俯瞰 | ポーズはそのまま、カメラを上から見下ろす俯瞰に変更してください |
| 煽り | ポーズはそのまま、カメラを下から見上げる煽りに変更してください |
| 横顔 | ポーズはそのまま、体と顔を真横(左向き)にしてください |
| 後ろ姿 | ポーズはそのまま、カメラを背面に回して後ろ姿にしてください |
アングル変更はcopainterのアングル変換機能のように専用機能を使うと、ポーズを保ったまま角度だけ変えられます。
崩れたときの直し方
- 指が増える・溶ける:「両手の指を5本に修正してください。他は変更しないでください」
- 肘・膝が逆に曲がる:「右肘の曲がる向きを自然な方向に修正してください」
- 腕や脚が増える:「腕は2本、脚は2本に修正してください」
- 服や小物が消えた:「(小物名)を元画像どおりに戻してください。ポーズは変更しないでください」
共通のルールは、症状を1つずつ、「それ以外は変更しない」を添えて直すことです。詳しくはAIでイラストを修正・添削する方法にまとめています。
プロンプトより確実な方法:見本画像を渡す
ここまでのプロンプトは「どんなポーズにするか探る」段階に向いています。決まったポーズを正確に出したいなら、ポーズの見本画像を渡すほうが圧倒的に確実です。写真・デッサン人形・ポーズ集を見本にして「この見本のポーズに、元絵の見た目で」と指示します。
copainterのポーズ変換はこの方式を機能にしたもので、キャラクター画像とポーズ見本の2枚をアップロードするだけで、見た目を保ったままポーズを差し替えられます。見本には無料配布のポーズ集がそのまま使えます(使い方はこちらのtips)。
copainterでポーズを作る
- ポーズ変換:見本画像でポーズを指定。プロンプト不要
- AIアシスタント:この記事のプロンプトをそのまま使って、対話で修正を重ねられます
- アングル変換:ポーズを保ったままカメラの角度を変更
- アップロードした画像や生成結果がAI学習に使用されないため、依頼を受けたキャラクターでも安心です
>AIイラスト制作サポートcopainter/コペインターを使ってみる<
まとめ
ポーズ指定のコツは、ポーズ名ではなく部位ごとの動作で書き、変えないものを明示すること。立ち・座り・腕・寝る・動き・2人の順に、崩れやすい点ごとの追加指示を用意しておけば、2〜3往復で狙いのポーズに着きます。決まったポーズは見本画像で指定するのが最短です。