AI漫画の作り方|ネーム・線画・着彩の実践手順を解説【制作事例つき】

AIで漫画を作る方法を、ネーム・線画・着彩の3工程に分けて実践的に解説。読み切り漫画の制作事例を画像つきで紹介し、作業の約75%をAIに任せて制作スピードを2倍にする手順をまとめました。

「AIを使って漫画を作りたいが、どこから手をつければいいか分からない」という声をよく聞きます。結論から言うと、AI漫画制作はネーム → 線画 → 着彩・仕上げの3工程に分解でき、それぞれでAIに任せられる範囲が異なります。

この記事では、創作サポートAI「copainter」を使って実際に制作された読み切り漫画を例に、各工程の具体的な手順を画像つきで解説します。理論上は作業の約75%をAIが代替でき、制作スピードは2倍にできます。

題材は2025年8月20日公開の読み切り「Shibuya_Zensen <Yoiyami>」。その冒頭4ページの制作過程を追います。

AIで漫画を作る全体の流れ

まず全体像を押さえます。AI漫画制作は次の3工程で進みます。

  1. ネーム:コマ割りと構図を決める。ここは作家の意図が最も出る工程で、AIは下書きの清書やアタリ出しを補助する
  2. 線画:ネームを清書して線を確定させる。AIによるラフ→線画変換が最も効く工程
  3. 着彩・仕上げ:色を置き、トーンや効果を加える。AI着彩で塗り込み時間を大幅に短縮できる

それぞれ詳しく見ていきます。

1. ネーム:コマ割りと構図をAIで固める


まずは入力用のネームを準備します。

ネーム(1ページ目)


次に、これらのコマを切り抜きます。
背景がメインの1コマ目はcopainter の「 画像生成 」機能で後から作るため、ここでは省略。


2. 線画:ラフから線画への変換をAIに任せる


次に、copainter の「線画」機能で自動生成。
プロンプト自動判定で要素を確認し、忠実度を調整しながら、理想に近い出力を探ります。

1コマにつき3〜5枚ほど生成をやり直して、ベストな1枚を採用します。

その後、配置を戻して、赤色の箇所を修正していけば……。

線画・修正前(1ページ目)


わずか30〜50分で1ページ分の線画が完成!
1コマ目は「 画像生成 」機能で背景画像を作成し、その他の部分は手作業で修正しています。
※copainter は絵描き向けのツールが中心ですが、精度の高いtext to image 機能もあります。

線画(1ページ目)

残りの3ページも同じ流れで制作していきます。

ネームを線画化する工程は、どんなに速い方でも、1ページ/2時間以上かかることが多いです。
しかし copainter なら、1ページ/1時間かからずに線画が仕上がります!


3. 着彩・仕上げ:AI着彩で塗り込みを時短する


線画が整ったら、次は下塗り→着彩です。

下塗りは手作業ですが、着彩は copainter の「着彩」機能で一気に進行します。
画像はアップロードサイズの制限に合わせてリサイズします。
(現在、 copainter は合計4.5MBを超える画像ファイル、または6000×6000px以上の画像ファイルはアップロードできません)

下塗りの量で変動しますが、1ページあたり20〜30分で仕上がります。
着彩だけにかかる時間は5〜10分ほどです。
通常なら1時間以上かかるとすると、その半分以下の時間で終わります。

塗りが潰れやすい小さいコマや、書き文字などの加筆修正をすれば完成!

本記事では、copainter を活用したマンガ制作についてご紹介いたしました。

今回4ページの制作にかかったのは5時間ほど。
本来は最低で12時間かかるとすると、通常の半分以下の時間で完成!
その空いた時間を、よりこだわりたい表現や演出に注ぐことができます。

線画から着彩まで、手作業だけの場合と比べて、圧倒的に工数を削減できるのが最大の魅力です。

ぜひ実際に copainter を試して、あなたの創作活動の効率化&クオリティアップにお役立てください!


▼ Shibuya_Zensen <Yoiyami> の詳細
https://nft.jp.mercari.com/project/83833f0a-6f9d-4b31-9bfb-db9fd2ff8604

▼ 読み切り漫画の閲覧
https://x.com/Shibuya_Zensen/status/1956196664710193369

AI漫画制作でよくある質問

AIで作った漫画は商用利用できる?

利用するツールの規約によります。copainterでは、プロンプトに使った画像や生成結果がAIの学習に使用されない設計になっており、商用利用にも対応しています。他ツールを併用する場合は、それぞれの規約と学習データの扱いを確認してください。

絵柄は自分のものを維持できる?

維持できます。自分のラフや線画を入力として使うタイプのAIであれば、絵柄の特徴を保ったまま作業だけを時短できます。ゼロからプロンプトで生成する方式とは性質が異なる点に注意してください。

どの工程から導入するのがおすすめ?

最も効果が出やすいのは線画(ペン入れ)工程です。時間がかかるわりに作業が定型的で、AIとの相性が良いためです。次に着彩、最後にネーム補助の順で広げると導入しやすくなります。

あわせて読みたい