copainterのAIアシスタントで三面図を作ろう|キャラクターデザインを効率化する方法

AIアシスタントのTIPS

copainterのAIアシスタントで三面図を作ろう|キャラクターデザインを効率化する方法

三面図とは?なぜ必要なのか

キャラクターデザインの現場では、正面・側面・背面を描いた「三面図」が必須です。アニメ・ゲーム・Webtoonなどの制作では、キャラクターを複数のアングルで統一して表現する必要があり、三面図があれば後工程での作業が圧倒的にスムーズになります。

しかし、三面図をゼロから描くのは時間がかかり、デザイン崩れのリスクもあります。そこで役立つのが copainter (コペインター)のAIアシスタント機能 です。


copainter AIアシスタントでできること

copainterのAIアシスタントを使えば、以下のような工程を効率化できます。

  • 自動で三面図を生成
    キャラクターの正面イラスト(もしくは正面に近くキャラクターの特徴をおさえているイラスト)を入力するだけで、AIが側面・背面を推定して生成してくれます。
  • 一貫性の高い出力
    精度は体感90%以上で出力することが可能です。“顔のバランス崩れ”や“服の柄のズレ”が多少発生することはあるので、手描きで修正することで時短で精度の高い三面図を入手することができます。
  • モンスターにも対応
    人型のキャラクターだけではなく、モンスターの三面図作成も可能となっているため、マンガ・アニメ・ゲーム・Webtoon など様々なプロジェクトで活用しやすいイラストを入手できます。

AI アシスタントのサンプル

  • 座っているキャラクターから三面図を作成
    完璧な正面のイラストがなくても三面図を作成することができます。
  • モンスターの三面図を作成
    上半身しか存在しないモンスターのイラストを元に作成しても精度が高い生成を行うことができます。
  • 動物の三面図の作成
    犬などの動物の三面図の作成を行うことも可能です。座っている入力イラストに対して、歩いている状態の三面図の指示を出すことでポーズの変更を行うことができます。また、背景を白色にしたい場合は、背景白色という指定を加えると背景が白色になる確率が上がります。


実際の使い方:三面図を生成する手順

  1. キャラクターやモンスターなどの三面図の元になるイラストを用意
    最終的に使いたい完成度の高いイラストを選びます。ラフや中間段階のものは避けましょう。
  2. copainterにアップロード
    AIアシスタント機能を選択し、画像をアップロードします。
  3. アスペクト比を選択
    アスペクト比の変更ができるので、希望するアスペクト比を選択してください。なお、縦長のキャラクターであれば4:3を選択することで適切な配置で生成を行うことができやすいです。なお、アスペクト比を変更する機能はβ版となっておりますので、失敗することもありますのであらかじめご了承ください。
  4. 三面図生成を指示
    プロンプトの設定に「このキャラクターの三面図を作成して」と指定することで、正面・側面・背面を自動生成します。
  5. 必要に応じて修正
    細部(小物・髪型の揺れ・服の模様など)は出力後に微調整するのがおすすめです。

三面図生成のコツ

  • 用意するイラストのコツ
    極力正面に近いイラストを用意することで、キャラクターの特徴が損なわれずに三面図を作成することができます。横を向いているイラストからでも生成は可能ですが、もっともキャラクターの個性を表現するイラストを入れることで精度が上がりやすいです。
  • アスペクト比のコツ
    人型など縦長のキャラクターや正方形のサイズのキャラクターであれば、アスペクト比は横長になる4:3や9:16を選択することがオススメです。高さを合わせて生成が可能となります。横長のキャラクターの場合は、縦長のアスペクト比のほうが良い可能性があります。
  • プロンプトのコツ
    三面図としてアウトプットされるにあたって、イラストが少し簡略化される傾向があります。そのため、「三面図を元画像に忠実に作成して」などの指示を入れることで、簡略化を防ぎつつ三面図を作成することが可能となります。
    また、単純に三面図を作るだけではなく、服装の色を変える指示も可能です。必要に応じて様々な服装のパターンなどを出してみても良いかもしれません。

copainter の他の機能との連携

  • 高解像度化AI
    AI アシスタントでは1000px程度の解像度での出力となります。そのためゲームやアニメ・マンガ等で活用するためには解像度が足りません。copainter 内にある高解像度化AIを利用すれば縦横4倍に高解像度化できるため、実用に耐える品質のイラストにすることができます。
  • 画像生成AI
    三面図を作成するための元になるイラストを作成することができます。アニメ・マンガ・ゲームなどで利用しやすいように開発されたAIエンジンなので、クオリティの高いキャラクターやモンスターの作成が可能となっています。
  • 画像変換AI
    生成した三面図の雰囲気を変えることができます。参考になるイラストと三面図を入力して、参考になるイラストのタッチに寄せる指示を入れて変換するとAIアシスタントで出力した三面図の絵柄が参考イラストの絵柄に補正することが可能となります。

まとめ

三面図はキャラクターデザインの基盤であり、制作全体の品質を左右します。
copainterのAIアシスタントやcopainter の様々なAI を活用すれば、短時間で精度の高い三面図を効率的に作成することができます。手描きも加えることで自分が納得する三面図に仕上げていくことも可能になります。

キャラクター制作の手間を大幅に減らしたい方は、ぜひ一度試してみてください。

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