マンガをAIとつくる時代へ──copainterで制作スピードが2倍!
copainter を活用した実践的な漫画制作方法について
copainter を使えば、マンガの制作スピードを2倍に!AIを前提にマンガを描くことで圧倒的な制作効率を実現することができます。理論的には75%の作業をAIが代替することも可能です。
今回は、Shibuya_Zensen <Yoiyami> の例で具体的にご紹介します。
2025年8月20日に公開された 「Shibuya_Zensen <Yoiyami> 」の読み切りマンガは、創作サポートに特化したAIサービス 「copainter」 を活用して制作されました。
本記事では、その冒頭4ページを例に、copainter とともに進めるマンガ制作の流れをたどってみましょう。
1・ネーム
まずは入力用のネームを準備します。

次に、これらのコマを切り抜きます。
背景がメインの1コマ目はcopainter の「 画像生成 」機能で後から作るため、ここでは省略。




切り抜いたコマ セリフや吹き出しなど、線画化しない部分は極力除く
2・線画
次に、copainter の「線画」機能で自動生成。
プロンプト自動判定で要素を確認し、忠実度を調整しながら、理想に近い出力を探ります。
1コマにつき3〜5枚ほど生成をやり直して、ベストな1枚を採用します。




出力された線画
その後、配置を戻して、赤色の箇所を修正していけば……。

わずか30〜50分で1ページ分の線画が完成!
1コマ目は「 画像生成 」機能で背景画像を作成し、その他の部分は手作業で修正しています。
※copainter は絵描き向けのツールが中心ですが、精度の高いtext to image 機能もあります。

残りの3ページも同じ流れで制作していきます。


ネーム→線画(2ページ目) 手作業での主な修正箇所:ロゴ、テキスト、背景効果


ネーム→線画(3ページ目) 手作業での主な修正箇所:ロゴ、テキスト、キャラデザの一貫性


ネーム→線画(4ページ目) 手作業での主な修正箇所:手の指、背景、キャラデザの一貫性
ネームを線画化する工程は、どんなに速い方でも、1ページ/2時間以上かかることが多いです。
しかし copainter なら、1ページ/1時間かからずに線画が仕上がります!
3・着彩・仕上げ
線画が整ったら、次は下塗り→着彩です。
下塗りは手作業ですが、着彩は copainter の「着彩」機能で一気に進行します。
画像はアップロードサイズの制限に合わせてリサイズします。
(現在、 copainter は合計4.5MBを超える画像ファイル、または6000×6000px以上の画像ファイルはアップロードできません)
下塗りの量で変動しますが、1ページあたり20〜30分で仕上がります。
着彩だけにかかる時間は5〜10分ほどです。
通常なら1時間以上かかるとすると、その半分以下の時間で終わります。
塗りが潰れやすい小さいコマや、書き文字などの加筆修正をすれば完成!


下塗り→着彩・仕上げ(1ページ目)


下塗り→着彩・仕上げ(2ページ目)


下塗り→着彩・仕上げ(3ページ目)


下塗り→着彩・仕上げ(4ページ目)
本記事では、copainter を活用したマンガ制作についてご紹介いたしました。
今回4ページの制作にかかったのは5時間ほど。
本来は最低で12時間かかるとすると、通常の半分以下の時間で完成!
その空いた時間を、よりこだわりたい表現や演出に注ぐことができます。
線画から着彩まで、手作業だけの場合と比べて、圧倒的に工数を削減できるのが最大の魅力です。
ぜひ実際に copainter を試して、あなたの創作活動の効率化&クオリティアップにお役立てください!
▼ Shibuya_Zensen <Yoiyami> の詳細
https://nft.jp.mercari.com/project/83833f0a-6f9d-4b31-9bfb-db9fd2ff8604
▼ 読み切り漫画の閲覧
https://x.com/Shibuya_Zensen/status/1956196664710193369